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泌尿器科の先生に一度CT 画像が送られ、そこで話を聞く。

「なんやこれ」

「見たことないな」

「浮いてる感じ。小腸に包まれてるように見えるな」

「尿管がおかしいわ!なにかに押されて尿管がつまって、腎臓がはれてる」

想像してたより大変そうなのはわかった。

実際しんどかったし、微熱やし、異常なしなわけはない。

「なんでしょう」

「できもんはできもんやな」  

「がんとか?」

信じたくないけどあえて口に出す。

「その可能性も含めて、あの病院でしっかりみてもらい」

「ほんま、先生のおかげです。ありがとうございます」

「いやいや、俺も逆もあるし。あとから診たからあとの医者がよく見えるねん」

かなり素敵に見えてきた。

で、大きな病院へ。

星野源似の、源先生に久々の再会。

「虫垂炎ではなかったね」

「なんなんですか」

「もともと、1月の虫垂炎の原因がこの腫瘍のせいかもしれない」

「悪性やったりします?」

「それは調べてみないとわからんけど、虫垂にできた腫瘍は粘液腫のこともあるから手術してしばらくしてから悪性か良性か、判断することになるね」

「もしお腹ではじけて、ガン細胞が飛び散ったら、という可能性も」
とか言い出した。

かわいい顔して、ズバズバ言う。

こういうとき、私はプライドが高いのか、動揺した姿を見せたくなくて強がる。

「えーっっ、まじですか。でも、私、やせてないし大丈夫ですよ」

ほんまは泣きたいのに、笑いを取ろうと必死。

「家族のかた、誰かきはりますか?説明します」

「父が来ますがかなり心配して倒れると思うから、がんとか余命がとかそんな話、やめといてもらえますか。やんわりとお願いします」

父や母には絶対言えない。
私自身が受け止めるほうがいい。

結婚してて良かった。
のほほん王子にならぜんぶ言える。

父への説明はやんわりだったが、病気を何度も経験してる父やから、質問も的を得てて、源ちゃんもしどろもどろ。

「開けてみないと、ワカンナイノデス」

「良性かもしれないのにいろんな臓器を取るの?」

「はい。もし良性ならあとからゴメンナサイデス」

私の腫瘍は、虫垂あたりにあるが尿管にくっついてるから最悪尿管を切らないとあかんらしい。
そしたら、小腸を尿管がわりにもってきて、仮の膀胱を作って、、、とかすんげー話された。

切って、貼って、繋げて、みたいな。

可能性としては、大腸3分の1と、尿管半分、卵巣と子宮をとります、と。

4センチの腫瘍君、すげー威力やな!

私は強がり、笑いながら父と会計へ。

尿管が小腸とかすごいなー!と言うと、父はしみじみ「かわいそうに」と泣きそうな横顔。

ごめんな。
心配かけて。

ほんまにごめん。親不孝やな。

でも、治ったら親孝行するから。

「大丈夫大丈夫」と、別れてひとりチャリに乗る。

花がきれい。

空がきれい。

生きたい。

この美しい地球でもっともっと生きたい。

かわいいちび子の成長、見守りたい。

親ばかやけど、超絶美少女なちび子、どんな中高生になるんかな。

ママがそばでずっと見守りたい。

大好きな大好きな娘。


家の前に、近所の友達が心配して待っててくれた。

見た瞬間号泣。

こわいこわいこわいこわい。

なんで私が?



ワカンナイはアメリカなら余裕で逮捕されるレベル


「全知全能とサディズム」



あれは去年の春。

ゲオで「ゾンビVSストリッパー」というファッキンC級ホラー映画を借り、足早に家路を辿っていた時だった。

人通りの少ない路地で男に声をかけられた。


男「オイ…ソコノ…ウダツノ上ガラナソウナ青年ヨ…オマエダオマエ…」

チャ「なんすか?」

男「……ワタシハ神デス」

チャ「あ、そうですか。それはそれは…お疲れっすぅー」

男「ウン、オ疲レッスゥ…ッテオイ!チョッ待テ!イキナリ帰ロウトスルナ!興味モテ!神ダゾ!神!話聞カネェト実家ニ雷オトスゾ!バーンッテヤルゾ!」


チャ「そうですか、実家に雷落とされるのは嫌なので、すごく面倒くさいけど嫌々聞きますね。神様ぁ~なんのご用件すかぁ~?」


男「……感ジ悪イネ君。マァヨイ、オメデトウ!君ハ65億人ノ中カラ次ノ神ニ選バレタ!」

チャ「ハックションッ!!ズビーッ!ズビビビーッ!ブブブ…花粉が……あ、そうですか。それはそれは…お疲れっすぅー」

男「ウンワカッタ、マタネ、オ疲レッスゥー…ッテナラナイヨ!!ナラナイヨォォオ!!ヤメロ!ソノ感ジ!オ疲レッスゥーットカソウイウリアクションヤメテヨ!!アトアノタイミングデ鼻カムナヨ!!鼻水ノ100兆倍大事ナ話シテタダロ!?神ダゾ神!モット喜ボウヨ!ワーイ!ィイイヤッホォォオッ!!ッテヤッテヨ!!ヒャーイ!グゥウウレイトォォッテヤッテヨ!ッテオイ帰ロウトスルナァァアーッ!!!今俺喋ッテル途中!トーチューウ!!一人デテンション上ガッテル変ナヒトミタイニナッチャッタダロ!!ダイタイオ前ガ…」


チャ「うっせ」


男「ギィ゛イ゛イ゛ーーーッ!!カカカ雷ヲヲヲォォオッ!」

チャ「あ、ごめんなさい。冗談です冗談!あはは!
(冗談もわかんねーのかよ、つまんねぇ奴だな)

えーと何でしたっけ?
(お前の話がつまんねぇ上に長いから忘れちまったよ)

……あ、そうだ、僕が次の神様になれるんですよね?
(いやいや、まずお前が神様って面じゃねえだろ!どっちかといったら貧乏神だよ!貧乏神!うわぁやべえ!面白い!こいつ絶対貧乏神だよ!うける!あ……ビンビンて名付けよう、貧乏神のビンビン、うん決めた!ビンビン!…あれ?なんかチン○みたいな名前になっちゃった。まぁいいかチン○みたいなもんだしな、あ、じゃあこの際チン○野郎って名付けようかな?うんそうしよう!ゲラゲラ)

うわぁ神様かぁ!嬉しいなぁあははっ!グゥウウレイトォォ!
(ってやっとけば喜ぶんだろ?どうしようもねぇくらい単純な奴だな…これだからチン〇野郎は…ほら喜べよ、アホみたいによだれ垂らしながら喜べよチン〇野郎!ブヒブヒ言って這い回れ豚!)」


男「…………言ットクケド俺、ココロ読メルカラネ…………」




チャ「……………てへっ☆」

男「ヒトヲ勝手ニチン〇野郎ニシトイテ、テへッ☆デ済マスナ。ンデ最終的ニハヨダレタラシテ這イ回レ豚!ッテオマエ……モウ完全ニ意味ワカンナイヨ。何デ出会ッテスグノ人ヲソコマデボロ糞ニ言エチャウノ?イクラナンデモ酷過ギルダロ……」

チャ「ごめんね(え?ヘコんだ?ヘコんだ?ヘコんだの?)」

男「…………」


チャ「……ほらね?人の心なんて読めないほうが良いんだよ。分不相応な過ぎた力を手に入れたって、持て余して自分が傷付くだけ。雷落とせることでなんか得したことある?無いでしょ、むしろ友達作れないよね?僕だったら雷落とせる奴とは恐くて仲良くなれないもん。全知全能なんて退屈で孤独なだけだよ。だから僕、次の神様…辞退しますね」


男「ナンカ上手クマトメテルケド、チン〇野郎ッテ言ッテタノハゴマカセナイカラナ…………デモ確カニ孤独ダ……ワタシハドウシヨウモナク………孤独ダヨ………エグッ……ウグッ……」


チャ「もー…しょうがないなぁ……はい、これで涙拭いて」


男「アリガトウ………コレ、ハンカチジャナクテ君ガサッキ鼻カンダティッシュダケドアリガトウ、セメテ未使用ノヤツガヨカッタケドアリガトウ……人ニ優シクサレタノハ初メテダ……ウグッ……エググッ……」


チャ「ちゃんとしてくださいよ……神様でしょ?あなたを信仰してる人が沢山いるんですよ?その人達にとっては、あなたが心の支えなんですよ?」


男「ダッテ…デモ…俺ニハ……支エテクレル家族モ恋人モ……友達モイナイ……」


チャ「(じゃあ僕が友達になってあげますよ)」


男「!!!」


チャ「その代わり、もう心は読まないで下さいよ?今ので最後。あと、雷落とすとか言って脅すのもダメですからね」


男「……アリガトウ」


そして僕達はその夜、一緒にDVDを観賞したのでした。





全部嘘です。

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